就労継続支援B型の注文メモで支えるカフェ内職
就労継続支援B型では、雇用契約を結ばず、体調に合わせて作業に参加できます。カフェや内職のように、手順が見えやすい仕事は、自分のペースを作りやすい活動です。ヘルパー求人を見て福祉の仕事に関心を持つ方にも、現場の支え方を知る入り口になります。
目次
- 注文メモがカフェ作業を助ける理由
- 内職で自分のペースを守る工夫
- ヘルパー求人を見る方に伝えたい支援の目線
1. 注文メモがカフェ作業を助ける理由
カフェ作業では、飲み物の名前、数、渡す相手を間違えないことが大切です。口で聞くだけだと、緊張した時に忘れてしまうことがあります。
そこで役立つのが注文メモです。
- 商品名を書く
- 数を書く
- できたら印を付ける
- 困ったら職員に見せる
紙に残ると、頭の中だけで覚えなくてよくなります。小学生が宿題を連絡帳に書くのと似ています。忘れないための道具があるだけで、安心して動けます。
就労継続支援B型のカフェでは、速さだけを求めません。確認しながら進めることも、大事な働き方です。
2. 内職で自分のペースを守る工夫
内職は、袋詰め、シール貼り、仕分けなど、同じ手順をくり返す作業が中心です。一見かんたんに見えても、長く続けると疲れることがあります。
そのため、私たちは作業を小さく分けて考えます。
- まず見本を見る
- 少ない数から始める
- 途中で休憩する
- 終わった分を一緒に確認する
「今日はここまでできた」と分かると、自信につながります。逆に、体調が重い日は量を減らすこともあります。無理をして次の日に休むより、続けられる量を選ぶ方が大切です。
自分のペースとは、好きなだけゆっくりすることではありません。体調、集中力、作業のむずかしさを見ながら、続けられる速さを見つけることです。
3. ヘルパー求人を見る方に伝えたい支援の目線
ヘルパー求人に関心がある方は、「何を手伝う仕事なのか」と思うかもしれません。福祉の仕事で大切なのは、全部を代わりにやることだけではありません。
たとえば、カフェで注文メモを見る時も、職員がすぐ答えを言うとは限りません。「ここを見てみましょう」と声をかけ、本人が気づけるように待つことがあります。
内職でも同じです。手が止まった理由が、疲れなのか、手順が分からないのかで声かけは変わります。よく見ること、短く伝えること、できた所を一緒に確認することが支援になります。
就労継続支援B型の現場では、カフェも内職も、作業そのものが練習の場になります。私たちは、利用される方が自分のペースで関われるよう、道具、声かけ、休憩の取り方を整えていきます。福祉の仕事を考える方にも、この「待つ」「見る」「一緒に確かめる」姿勢を大切にしてほしいです。
